大学革命;ステージに出て僕の全てが変わった話
突然ですがステージに立ったことありますか?
ここでの立つは『ステージに出て喋ること』を指します
なので卒業式の卒業証書授与などのことはノーカンにして下さいね
意外に立ったことがある人って少ないんです、勿論僕も大学に入るまではステージなんてほとんど無縁の世界でした
今回はそんな僕がステージに立ったお話
目次
- 目次
- ステージ1:白羽の矢がぶっ刺さったあの日
- ステージ2:『面白さ』という最大の壁
- 『面白くやれ』の一言
- ステージ3:『スベる』との戦い
- ステージ4:本番開幕
- ステージ5:終了&その後
- まとめ:機会を貪欲に掴む
ステージ1:白羽の矢がぶっ刺さったあの日
僕が大学1年生の頃から話は始まります
自分の団体では毎年春に入学してくる新入生を歓迎するイベントを開くのが恒例行事となっていました
新歓イベントのため進行役も当然こちら側、司会などと言った俗に言う『ステージ担当系』の役割に僕が選ばれることになりました
決まった直後は暫く実感が湧きませんでしたよ(笑)
当時の僕は自分で言うのも何ですがどう考えても裏方系でステージに立つような人間は僕より向いてる人間が何人もいたんですから
それでも選ばれた以上、拒否など出来ず初日の打ち合わせへ、ここから僕の右往曲折が始まります
ステージ2:『面白さ』という最大の壁
最初の打ち合わせで前年度に担当した先輩に言われた事はただ1つ
『面白くやれ』の一言
頭の中はもう真っ白
友人と馬鹿みたいな事を言い合って笑い合う事はあるものの、自分が狙って相手を笑わせるなんてした事が無い
おまけに二人一組でステージに立つもんだから相方に迷惑も掛けられない
(ちなみに相方は関西系のいわゆるガチ系の子)
『面白く無い人間』が『面白い事』を求められる、当時の僕からすればこれ程辛い事は無かった思います(笑)
結局基本的なネタ決めや段取りは相方の子任せ、あの時は随分負担を掛けてしまいホントに申し訳なさで一杯でした
ステージ3:『スベる』との戦い
普段面白い事を狙ってやる人間が急に漫才の真似事をやればどうなるか?
答えは簡単、当然スベりますよね(笑)
それに加えて僕が体裁を凄く気に掛ける人間だったから変に『スベる』事から逃げようとして事態は悪化
今考えたら勢いに任せて突っ込めばもう少しマシにはなったと思うんですけどね
無理に『何とか面白くしよう』なんて考える前に恥を捨てきれなかった自分が居た事が悔やまれます・・・
リハーサルでも『このままではヤバい』と先輩に言われる始末、相方の子や先輩に恥を捨てるためにバッチリしごかれました
ステージ4:本番開幕
時間は過ぎて本番当日
参加者や運営も含めて1つの部屋に300〜400人がひしめき合う会場
本番前では自分の逃げ場がない事を再自覚し恥ずかしさや体裁の縛りからは逃げる事が出来たと思います
ステージに立ち練習した時のように一発ギャグなどをしながら進行
結構恥を捨てればみんな笑ってくれるもんですね(笑)
一人一人の顔を見ている余裕はありませんでしたが、会場の賑やかな雰囲気に包まれる感じがとても心地良かったのは覚えています
多分こういう時が『キラキラしてる』って言うんでしょうね
ステージ5:終了&その後
ステージが終了してからもたくさんの人から『お疲れ様』の言葉や新入生に『あの時ステージを見ました!』の言葉を頂きました
面と向かって言われては気恥ずかしさもありますが嬉しさの方が大きいのは間違いないです
ステージに立ったあの日から先輩や同回生にも『(いい意味で)凄く変わった』と言われる事が増え、体裁に気を取られていた自分を消す事ができたのかなって
余分な所で『自分をよく見せよう』なんて考える事は無くなり、自分でも『変わった』と実感を得る事が出来ました
『不向き』だと思っていた役割を成功させる事で得れる事は非常に大きかったです
まとめ:機会を貪欲に掴む
学生のうちに出来る機会は社会人になれば手に入らないものが多いです
僕は偶然貴重な機会を頂きましたがこれはかなりラッキーな部類なんですよ
学生のうちに自分に役立つ『機会』は周りに転がっていて探してみれば意外と簡単に見つかるもの
昔の僕と同じで体裁に気を掛ける『安定志向』ならば新しい物事や新しい場所に足を踏み入れることをオススメ
そこが自分の殻を破れる機会かもしれませんよ??
僕はこれからも自分を変える『機会』を出来るだけ掴んでいきます